朝練の場所(通常)
「普段は、どんな処で漕いでいるのですか?」と言う問いに、「コンクリート護岸のチョッピーな返し波と戯れたり、摩天楼のような高層ビルを眺めたり、工業地帯の煙突で風向きの急変を察知したりしながら、Seakayakingを愉しんでます。」と答えると、まず信じてもらえないのだが、これが事実、現実なのである。動力船に注意を払いつつ、海況を調べて沖出しをして振り返る。そこには都会と自然が融合した、なんとも言えない風景があるのだ。(現実は融合なんて程遠いのだが、絵的には、そう見えるのだ。)ここは、ここで、私のお気に入りなのである。 |